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靴擦れとおサラバ!痛みのないヒールの選び方~基本編~

こんにちは、みゆおです。

 

わたし、ハイヒールが大好き。

履くのはもちろんのこと、あの曲線美いつまででも眺めていたい。

 

今までさんサイズの合わない靴ばかりで、自分の足をこれでもかというくらい痛めつけてきました。かかとの靴擦れ、指の痛み日常茶飯事。

 

だっておしゃれは我慢だって聞いたし!

 

おしゃれのためには靴擦れは致し方ないと思っていました。

 

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だけど私もいい歳。

そんな風に自分を傷つけるのはもう卒業したい!

サイズの合ったヒールを見つけて、街中かっこよく闊歩したい!!

  

これほどまでに靴がフィットしない原因を探るために、シューフィッターさんのカウンセリングを受けました。こういうのはプロに聞くのが間違いない。

 

 

私は新宿の「シューフィット神戸屋」さんでカウンセリングを受けました。

シューフィット神戸屋

 

試着をしても、いざ街を歩くと

  • 靴擦れする
  • かかとがカパカパする
  • つま先が痛い

 

こんな症状に悩まされている方、かなりの確率で足と靴が合っていません。

 

カウンセリングのために持参したマイシューズ。

気合い入れて10足くらい持って行ったのですが、すべてサイズが合っていないと知ったときの衝撃たるや!!

 

履ける靴がない絶望。

買換える資金もない絶望。

 

試着ちゃんとしたのになぜ。一体、何を間違っていたのでせう。

 

 

その1:サイズ

 

すっごいそもそもなんですけど

 

 

サイズ違った。

 

 

めっちゃケアレスミス

 

今まで23cmだと思い込んでいました。

以前、履きやすかった靴の表記が23cmだったからだと思うんですけど…。

 

もう一つ思い込んでたこと。

日本で販売されている靴のサイズは、ブランドや種類が違ったとしても共通だと信じて疑ってなかった。

A店の23cm B店の23cmは同じではないということ。

なぜなら、使用している木型が違うから。

 

気に入ったデザインの靴がどうしても欲しくて、「ちょっとくらいサイズ違っても平気っしょ!」と23.5cmのパンプス買っちゃった苦い過去。

 

ちなみに、私は左右差があり、左:22.0cm、右:22.5cmでした。

左右の大きさが違う人、割と多くいらっしゃるそうです。

 

実際は1cmも1.5cmも違うサイズを履いていたわけですけれど、今ならわかる。

0.5cmの差だって軽く見ちゃダメだってこと。

 

大は小を兼ねるは通じない。

 

 

その2:ワイズ

 

ワイズとは足囲のことです。

ワイズなんて気にしたことなかったです。

 

私はヌードサイズでは A で、靴によっては B

サイズの項目でも触れた通り、ブランド毎で使う木型が違いますし、ブランドによっては靴のデザイン毎で木型が違うなんてことも。

 

ちなみに、日本は DE が標準とされているそうで、最近もいくつか問合せしたところ、日本企業のブランドは割と DE の木型を使用しているところ多かったですね。

 

JIS規格に基づいたワイズ表記を見ると、ワンサイズで6mmも幅が変わってきますから、軽視できません。

 

私を例にすると、22.5cmの A の足囲は 201mm

標準の木型 E で作られた靴だとすると足囲は 225mm

 

実に 24mm も差異が生じます。

 

どんなに足長のサイズが合っていたとしても、歩いているうちに前にずれて、つま先に負担がかかったり、かかとがカパカパしたりするのです。

「前滑り」は実際に歩いてみないと試着ではなかなか分かりづらいと思います。

 

カウンセリングで、自分が今まで購入してきた靴と、フィッターさんが選んでくれたジャストサイズの靴を履き比べてみて驚愕。

全然違う!

 

サイドからぎゅっと掴んでくれているような。

人生でこれほどまでに支えてもらったことあったかしら!?

 

ビバ!安定感!!

 

当時、規格品はあきらめた方がいいよと言われショックを受けたのですけれど、一般的に、海外製の方がワイズ細身の傾向にあるようで、インポートにも注目し始めました。

 

 

その3:トゥの形

 

足の形は大きく分けると3種類。

形ごとに得意なトゥの形というものがあります。

骨格診断と一緒で、明確に分けられない部分もあると思いますが、ご参考までに。

 

 

私はエジプト型と診断されました。

スクエアトゥを履いて激痛が走り、10mも歩けなかった経験あります。

スクエアトゥってデザイン的にはすっごく好みなのですが、一歩すすんでは激痛の経験が辛すぎて諦めました。

 

素材

 

これは完全に管理人の好みですが、長くヘビーに愛用したいので、伸びにくいとされる素材(たとえばカーフなど)をチョイスするようにしています。

 

スエードはカラーやデザインも豊富で足馴染みが良い反面、伸びやすいというデメリットもあるそうです。

本革か床革かでも違ったり、革の種類など、奥が深すぎてこの辺りはまだまだ知識不足です。

 

ファストファッションなどでリーズナブルにゲットできるスエード靴は、スエード調の合成皮革が多いのだと最近知りました。

更には、合成皮革は布地に合成樹脂を塗布して皮革に似せたものだってことも最近知りました。(皮革じゃないってこと)

 

合成皮革は割とすぐに伸びてサイズが変わってしまうため、寿命が短い傾向にあります。

水にも強いし、お値段的には物凄く魅力的なので、消耗品と割り切ってトレンドを楽しむのがいいのかなと思います。

 

あとがき

 

2019年に日本で話題になったKutoo運動。

Metoo運動とかけているのでフェミニズム要素も加味されているけど、自分の足に合っていない靴を履いている人が多いってことでもあるのかな~なんて思いました。

 

自分のサイズや形を知って、自分に合った靴を選ぶことができたら、今あるストレスからもしかしたら解放されるかもしれません。

 

私は、サイズ・ワイズ・形のいずれか一つでも合わなければ、縁がなかったと思って無理な買い物をしなくなりました。

 

足のサイズ・ワイズ・形の自己診断については、検索をするとたくさんヒットしますが、老婆心ながら、やはり一番はじめはプロに相談するのが良いと思います。

 

横浜そうごうの靴売り場には、シューフィッターさんが在籍していますので、お近くの方は覗いてみてはいかがでしょうか。

 

こちらから、シューフィッターさんを探してみるもいいですね。

 

fha.gr.jp

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

次回は、カウンセリングを受けて、実際に購入した靴とその感想について書いていきます!